このファッションで街を歩き始めた頃、みんな驚いて足を止め、奇異な目で僕を見ました。
それが5年たつと、あきれながらも「勇気あるよなあ」とやや温かな目になってきた(笑)。
では、さらに10年過ぎたらどうなったか。
昼間は素知らぬ顔です。でも、銀座あたりで夜7時ぐらいにサラリーマンと出くわすと、笑いながら指を差されることがあるけれど、握手を求めてくれることもあります。
あるサラリーマンなんて、両手で僕の肩を抱きながら「本当にあんたはよくやる。偉い。私も本当はこういう格好をしてみたいんだ。でも、できないからあんたを応援しているよ」って。
10年でそんなふうに変わっていきました。要するに、10年一貫して続ければ何事も哲学になるんです。中途半端にやったら、それは子どもでも見破ります。決して認めることはありません
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